2008年7月7日月曜日

☆復活!!みじょ田一少年の事件簿~怪奇井の頭線の謎!!~(衝撃でない完結編)

(゙タンゴトンガタンゴトン…


電車は進む…





電車を乗り換え

JR中央本線。





まだ中盤…。





席に座らずドアーの横に立つ

みじょ田一。

経験を生かすプロ。





だが

そう思ったのも束の間であった。

さっき乗り換えるときに

だいぶ体力を消耗していたのだった…。





ああ

なんたる

計算ミス…。





もうこの場所からオレは一歩も動くことはできない…。

頭の中

最悪な展開が想像された…。

悪夢…

そう

それは

悪夢。

26歳でそれはあかんて…







朦朧とする意識

そして視界。







安西先生…



今回ばかりはあきらめそうですよ…。





弱音を吐く。





はぁ

はぁ





だが

しかし

なんだかんだで

粘りを見せるみじょ田一…。





そんなこんなで

中央線の乗り換え駅

国分寺駅の一歩手前の武蔵小金井駅まできた。





「武蔵小金井~ 武蔵小金井~…」




ここで

思ったこと。













「降りよう。」











何度も

何度も

心の中叫んだ…。









あと一つ

たったの一つも

絶えられないのかよ…!












「あきらめる…」











そんな言葉が

またここで

みじょ田一の心をくすぶるのであった…。







「また?」

所詮お前はそんなもんだよ…。

逃げるのだけは得意だもんな。










「根性なし…。」










こんなときいつも意識に

問いかけるやつがいる。



俺だってがんばりたい。

でも




「でも」がでるんだよ。




だって

け○が痙攣してるんだ…。





(゚シュ~…

閉まるドア。



ああ



閉まった…。







うん



僕の終着駅は国分寺にする。








いいでしょ?







ねぇ

神様




いいでしょ?





神様




おれ

がんばったよ…。







ふわふわと

頭の上に飛ぶ

無邪気な天使たち。

天からのお出迎え。










ラスト3分。

『武蔵小金井-国分寺』

この区間

この時間

みじょ田一

今までの電車歴史史上の中で

一番長い時となる…。










「国分寺~ 国分寺~…」






勇敢な戦士は電車を降りた

長い

長い闘いに終止符を打つために…。





そして光の中へ消えて行った…。






「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返し…
(Mr.children Signより)










                      みじょ田一少年の事件簿

                      ~怪奇井の頭線の謎!!~











                          END

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